はじめに
今回は富士フイルム編です。
その他メーカーについては【まとめ記事】、焦点距離や絞りについては【基本編】をご覧ください。
富士フイルムのレンズ表記はこんな感じ
XF35mmF2 R WR
富士フイルムのレンズがどのメーカーより一番わかり易いかもしれません。
非常にシンプルなので早速見ていきましょう。
現行の富士フイルムのレンズはこちらから確認できます。
マウント
富士フイルムの製造するマウントには2種類あります。
- Gマウント(ラージフォーマットのGFXシリーズ)→GFレンズ
- Xマウント(APS-CフォーマットのXシリーズ)→XFレンズ、XCレンズ
それぞれで対応するレンズが異なります。
他社のように同じメーカーのカメラだからといって互換性はないので注意!
グレード
Xマウントについては、XFとXCが存在します。
- XF 画質重視のレンズ
- XC 軽量コンパクトなレンズ
ですので、XFレンズのほうが性能は良いです。
焦点距離・絞り
焦点距離と絞りは基本編で解説していますので、そちらを参考にしてください。
機能
R 絞りリング
富士フイルムのレンズは、絞りリングが搭載されているものが多く、直感的に操作が可能です。
個人的に絞りリング付きのレンズが好きです。
OIS (Optical Image Stabilizer)
OISは光学式手ぶれ補正を搭載していることを示します。
ズームレンズに多く搭載されています。
LM (Linear Motor)
LMはリニアモーターを搭載しています。
高速で静かなオートフォーカスを実現します。
WR (Weather Resistant)
WRは防塵防滴の高耐候性を示します。
APD (Apodization)
APDはアポダイゼーションフィルターを搭載したレンズです。
これにより、滑らかなグラデーションのある「ボケ」を実現しています。
現時点で搭載されているレンズは、 XF56mmF1.2 R APDのみです。
まとめ
富士フイルムは必要最低限の表記で、とてもシンプルです。
操作性の面では「R」、防塵防滴の面では「WR」がついているかどうかを見ればよいでしょう。
富士フイルムの場合、レンズ表記の説明が公式ページにないので、こちらの記事が参考になれば幸いです。
ではまた〜
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