はじめに
今回はSONY編です。
SONYレンズはそこまでややこしい表記は出てこないので比較的わかりやすいです。
今回はミラーレスのEマウントのみ解説します。
SONY Eマウントレンズの一覧はこちらから確認できます。
例えばこんなレンズ
Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS
長いですね笑
では、頭から解説していきます。
まとめ記事
その他メーカーについては下記記事をチェック!
Zeissレンズ特有の表記
SONYレンズの中にはドイツのカール・ツァイスと提携しているレンズがあり、「ZEISSレンズ」と呼ばれています。
ZEISSの作るレンズは、そのレンズ構成によって名前が決まっており、SONYが発売しているZEISSレンズも特徴的な名称があります。
上で上げた例の「Vario-Tessar T*」の部分です。
現行のEマウントレンズでは、下記の4種類が存在します。
- Vario-Tessar
- Distagon
- Planar
- Sonnar
また、ZEISSレンズがT*コーティングが施されており、レンズ名の後ろに[T*]の表記が付きます。
ただ、ZEISSレンズは2016年7月に発売のPlanarを最後にもう7年くらい新レンズが出ていません。
これから購入を検討される方はそこまで覚えなくてもいいのかもしれません。
センサーサイズ
次はレンズが対応するカメラのセンサーサイズです。
SONYのミラーレスカメラはフルサイズとAPS-Cがあり、フルサイズ用はFE、APS-C用はEと表記されます。
CanonがEFレンズだからややこしいね
焦点距離・絞り
焦点距離と絞りは基本編で解説していますので、そちらを参考にしてください。
上の例で言う24-70mmとF4の部分です。
ブランド
絞りの次に表記されるのが、ブランド名です。
これは3種類あります。
- ZA → ZEISSレンズ
- G → 磨き抜かれた光学性能をもつレンズ。
- GM → Gマスター。圧倒的な解像力と美しいぼけ味を高次元で両立したレンズ。
ZAは前述の通り、ここ数年レンズが出ていないのであまり気にしなくてOK。
無印→G→GMの順番に高性能と思っておけばOK!
機能
最後はおしりにつく機能名です。
OSS – Optical Steady Shot
光学式手ぶれ補正を搭載したレンズ。
SONYのカメラはカメラボディに手ぶれ補正を積んでいることが多いため、望遠レンズにOSSが搭載されていることが多い。
PZ – Power Zoom
PZはパワーズームレンズです。
手動ではなく、電動でズームするタイプのレンズです。
その他機能
その他の機能や技術については、下記リンクにまとめられています。
ブランドなども説明されていますので、見てみると良いでしょう。
まとめ
今回はSONY Eマウントのレンズについて解説しました。
焦点距離と絞りが分かって、GとGMがつくレンズは性能がいいよと覚えておけばほぼ困らないでしょう。
というわけで、次回はCanon編です。お楽しみに!
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