はじめに
皆さんレンズ持ってますか?
レンズをお持ちの方、レンズの正式名称を言えますか?
レンズの名前って意外と長くてメーカーによって表記がバラバラだったりします。
今回から数回に渡ってレンズ表記について解説していきます。
今回は各メーカーに共通する表記、つまり基本的な表記について解説します。
まとめ記事はこちら
レンズ表記についてメーカー別にまとめているページはこちら!
レンズ表記とは
レンズ表記とはなにか。まずは、下記をご覧ください。
- RF24mm F1.8 MACRO IS STM(キヤノン)
- NIKKOR Z DX 12-28mm f/3.5-5.6 PZ VR(ニコン)
- Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS(ソニー)
- XF33mmF1.4 R LM WR(フジフィルム)
各メーカーから発売されているレンズを並べてみました。
まるで暗号だね。
この記事を読めば、それぞれの表記が何を表しているのかわかるようになります。
今回は、各メーカーに共通する基本的な部分を紹介します。
今後、メーカーごとに詳しく解説していきます。
どのレンズにも共通する表記
レンズ表記はややこしいことに、メーカーによってバラバラです。
しかし、どのレンズにも必ず共通している表記もあります。
- 焦点距離(50mm, 24-70mmなど)
- F値(F2.8, f/3.5-5.6など)
この2つはレンズの性能を見る上で最も重要な数字です。
焦点距離
焦点距離 – Wikipedia
わかりやすく言うと、数字が小さいと広く撮れ、数字が大きいと狭く(望遠に)撮れます。例えば下の写真。
左は建物を広く写せていて、右は山の一部にクローズアップして撮影しています。
選ぶ基準として、28~35mmくらいで選べば間違いないでしょう。
F値
F値 (エフち、英: F-number)とは、レンズの焦点距離を有効口径で割った値であり、レンズの明るさを示す指標として用いられる。F値が小さいほどレンズは明るく(=レンズを通る光量が多い)、シャッター速度を速くできる。
F値 – Wikipedia
つまり、数字が小さいほどレンズの性能としては高いことになります。
選ぶ基準として、F2.8以下のレンズを選ぶと良いでしょう。
MACRO
レンズの中には、MACROと書かれたものがあります。
これは、被写体にめっちゃ寄れることを意味します。
レンズはピントを合わせられる距離に限界があります。
これを最短撮影距離といいます。
マクロレンズは、この最短撮影距離が短く、被写体に寄って撮影ができます。
昆虫とか花の撮影に使用している人が多い印象です。
まとめ
今回は、レンズ表記の中で焦点距離、F値、MACROについて解説しました。
MACROレンズは数はそこまで多くないので、あまり気にする必要はないかもしれません。
初めてカメラを買うときは、
- 焦点距離は28~35mmくらいの単焦点レンズを選ぶ
- F値は2.8より小さいレンズを選ぶ
と良いかもしれません。
レンズ表記はこれだけではなく、メーカーによって様々な機能があったりするので次回はメーカーごとに解説をしていきます。
ではまた!
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