みなさん、こんばんは
今回はM型ライカについて掘り下げていきます。
伝説のM型 “M3”
1954年開催のカメラの世界的展示会フォトキナでお披露目され、世界に衝撃を与えたカメラがライカM3です。
ちなみにM3はM型ライカの3世代目という意味ではなく、M3が初代M型ライカです。
それまでのカメラは「距離を測る窓」と「ピントを合わせる窓」は別々でした。
これらを1つのファインダーにまとめ、さらにはシャッターの静かさ、巻き上げの滑らかさも素晴らしいものでした。
当時M3は、レンジファインダーカメラの最高峰と謳われていました。
キヤノンやニコンなどがライカを超えるレンジファインダーを研究していましたが、このM3の登場により開発を諦め、一眼レフカメラへ転換したと言われています。
ちなみに、ちびまる子ちゃんでたまちゃんのお父さんが使っているカメラがM3です。
M型フィルムカメラ
フィルムカメラのM型は進化を続け、M7まで登場します。
ライカM2(Leica M2 、1957年発売)
ライカM1(Leica M1 、1959年発売)
ライカM4(Leica M4 、1967年6月発売)
ライカM5(Leica M5 、1971年発売)
ライカM6(Leica M6 、1984年フォトキナで発表、1984年発売)
ライカM7(Leica M7 、2002年発売)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%AB%E3%81%AE%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%A1%E3%83%A9%E8%A3%BD%E5%93%81%E4%B8%80%E8%A6%A7
M2とM1はM3の派生型のような位置づけです。
M型デジタルカメラ
ライカM8(Leica M8 、2006年発売)
ライカM9(Leica M9 、2009年発売)
ライカM Typ240(Leica M Typ 240, 2013年3月発売)
ライカM10(Leica M10, 2017年1月発売)
ライカM11(Leica M11, 2022年)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%AB%E3%81%AE%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%A1%E3%83%A9%E8%A3%BD%E5%93%81%E4%B8%80%E8%A6%A7
派生型
M型には派生型が存在しており、M10-PやM10-Mなど同じ世代でも仕様が異なるモデルが存在します。
- M◯-P:Professionalモデル、シャッターが静音だったり、赤いライカロゴバッジがなかったりする。
- M◯-D:通常モデルから背面液晶を取り去ったモデル。フィルムのような趣でストイック。
- M◯-M:Monochromeモデル。白黒専用機。
- M10-R:Resolutionモデル。M10に存在する高解像モデル。
M型ライカはバリエーション(選択肢)が多いのも、人々を魅了し続ける要素の一つです。
今回はM型ライカについてまとめました。
次回は僕が買おうと思っているデジタルのM型に迫っていきます。
ではまたー
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